プリン体が多い食品ばかりを好んで食べていると、健康リスクを増加させる可能性があることは有名な話です。
健康を維持するためにも、日頃から酸性体質からアルカリ体質に近づける食べ物(主に野菜や海藻類)を意識的に摂るようにしましょう!
尿をアルカリ性にする効果のある食べ物
海藻類・・・わかめ・ひじき・昆布など
野菜類・・・ほうれん草・ニンジン・ごぼう・キャベツなど
イモ類・・・さつまいも・じゃがいもなど
果物類・・・バナナ・グレープフルーツなど
その他・・・大豆・干ししいたけなど
これらの食材は尿をアルカリ性にする効果がある食材ですので、数値が高めの人は積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。また、尿酸は尿のバランスが中性~アルカリ性へと傾くことで溶けやすく、体外に排出されやすくなります。
さらに、尿酸は尿から排出されるので、尿量が多いほど多くの尿酸が排出されます。水分を多めにとることも心がけて行きましょう。
次に、プリン体を多く含む食べ物をご紹介します。尿酸を下げる食べ物と一緒に参考にして下さい。
プリン体が多く含まれている食材一覧
肉類
鶏レバー312.2mg 豚レバー284.8mg 牛レバー219.8mg 豚腎臓195.0mg 牛心臓185.0mg 牛腎臓174.2mg 鶏ササミ153.9mg 鶏砂嚢142.9mg 鶏手羽137.5mg 鶏モモ122.9mg サラミ120.4mg 豚ヒレ119.7mg 鶏皮119.7mg 豚心臓119.2mg 豚ランプ113.0mg 鯨肉アカミ111.3mg 牛モモ110.8mg 豚カタスネ107.6mg 牛スネ106.4mg 豚タン104.0mg 牛ミスジ104.0mg 牛クビ100.6mg 牛ヒレ98.4mg マトン96.2mg 豚カタロース95.1mg ラム93.5mg 豚ロース90.9mg 豚カタバラ90.8mg 牛タン90.4mg 牛カタロース90.2mg魚類
カツオ211.4mg マイワシ210.4mg ニジマス180.9mg マアジ165.3mg 明太子159.3mg マグロ157.4mg サンマ154.9mg トビウオ154.6mg イサキ149.3mg 赤カマス147.9mg キス143.9mg ニシン139.6mg サワラ139.3mg ドジョウ136.0mg ヒラメ133.4mg アユ133.1mg アイナメ129.1mg マダイ128.9mg メバル124.2mg マサバ122.1mg ブリ120.8mg タラコ120.7mg スズキ119.5mg 赤アマダイ119.4mg サケ119.3mg マガレイ113.0mg コイ103.2mg ハタハタ98.5mg ワカサギ94.8mg ウナギ92.1mg貝・軟体類
大正エビ273.2mg オキアミ225.7mg クルマエビ195.3mg スルメイカ186.8mg カキ184.5mg ヤリイカ160.5mg アサリ145.5mg シバエビ144.2mg タコ137.3mg ズワイガニ136.4mg ハマグリ104.5mg タラバガニ99.6mg干物類
ニボシ746.1mg カツオブシ493.3mg マイワシ305.7mg マアジ245.8mg サンマ208.8mg サーモン缶132.9mg ツナ缶116.9mg豆類
乾燥大豆172.5mg 納豆113.9mg酒の肴類
あんこう肝(酒蒸し)399.2mg イサキ白子305.5mg ボタンエビ(卵)162.5mg カニミソ152.2mg 生ハム138.3mg ウニ137.3mg あんこう肝(生)104.3mg さきいか94.4mg健康食品類
DNA/RNA21493.6mg クロレラ3182.7mg ビール酵母2995.7mg ローヤルゼリー403.4mg野菜類
干し椎茸379.5mg ほうれん草【芽】171.9mg ひらたけ142.3mg ブロッコリースプラウト129.6mg 舞茸98.5mg※プリン体含量(mg/100g)
美味しいものにはプリン体が多く含まれていますね。ここでは取り上げていませんが、エナジードリンク系にはプリン体やアミノ酸が多く、数値が気になる方は控えた方がいいでしょう。
プリン体の多い食品、少ない食品まとめ
一覧表を見てわかると思いますが、お肉の方がイメージ的には体に悪いと思われがちですが、レバー系を除くと実は魚のほうがプリン体は多いのです。
お酒は控えめに飲んでるからおつまみやラーメンをいっぱい食べよう…そんな風に考えている方も少なくないと思いますが、それが数値をあげていたのです。
私はお酒を飲むことよりも、今はおつまみを気にしています。数値のことを考えるとお酒の量を気にしがちになりますが、食べ過ぎてしまうことが何よりも重要視されます。
まったく食べてはいけないわけではないので、何を食べるか意識しながら酒を飲んでいます。
~プリン体が含まれている旨味について~
プリン体は、食品中では旨味の成分であり、核酸中に多く含まれます。そのため、細胞数の多いもの、細胞分裂の盛んな組織にプリン体が多くなっています。プリン体は水溶性なので、料理をするときには水中に溶け出します。つまり肉や魚のだし汁は、いわばプリン体のだし汁です。肉や魚は茹で汁を捨てることにより、プリン体の摂取量を減らせます。
ということで、食材ごとにプリン体の少ないもの、プリン体を多く含んでいるものをまとめました。